重要な仕事ほど後回しにして失敗した話。「分からない」から逃げていた自分

以前、仕事でうまく説明ができず、悔しい思いをしました。

複数の部署が関係するプロジェクトについて、上司へ進捗を説明する機会があったのですが、理解も準備も不十分な状態で当日を迎えてしまったのです。

当然、説明はうまくいきませんでした。

「もっと準備しておけばよかった」

最初はそう思いました。

しかし振り返ってみると、単純な準備不足ではありませんでした。

自分の中にあったのは、

「何をすればいいか分からないから、何も手をつけない」

という問題でした。

重要だと分かっているのに、なぜ後回しにしたのか

説明する予定があることは分かっていました。

重要な仕事であることも分かっていました。

それなのに、準備が進まない。

その一方で私は、

  • すぐに終わらせられる仕事
  • 急ぎではない仕事
  • それほど重要ではない仕事

には手をつけていました。

仕事をしていなかったわけではありません。

むしろ、それなりに忙しくしていました。

でも今考えると、

「忙しくて準備する時間がなかった」と言える状況を、自分で作っていた部分もあった

のだと思います。

本当に向き合わなければならない仕事は、

「何から手をつければいいか分からない」

「これで合っているのか分からない」

という不安がある。

だから、すぐに終わって成果が見える仕事へ逃げてしまう。

結果的に、一番重要な仕事が残ってしまいました。

「分からない」からこそ、少し動けばよかった

では、どうすればよかったのでしょうか。

今振り返ると、最初から正解を出す必要はありませんでした。

例えば、

  • 今回の説明の目的は何か
  • 相手に何を伝える必要があるか
  • 現在どこまで進んでいるか
  • 自分が理解できていないことは何か
  • 誰から情報をもらう必要があるか
  • 上司に判断・支援してほしいことは何か

思いつく項目を、とりあえず書き出してみる。

それだけでも良かったと思います。

書いてみれば、

「ここが分からない」

「この情報が足りない」

「これはあの人に確認しよう」

と、次にやることが見えてきます。

分からないから動けないのではなく、動かないから分からないことが分からないままだった。

今回、特に大きかった気づきです。

小さく動けば、次の一歩が見えてくる

当時の私は、

「ちゃんと理解してから準備しよう」

と考えていたのかもしれません。

でも、理解するためにも行動が必要でした。

資料を開いてみる。

分かっていることを書き出してみる。

分からないことを一つ質問してみる。

10分だけ考えてみる。

小さな行動を一つ取れば、その結果から次に何をすればいいかが見えてきます。

反対に、頭の中だけで考えていると、

「何をすればいいか分からない」

という大きな塊のまま残り続けます。

そして不安になり、また手をつけやすい仕事へ逃げる。

そんな悪循環になっていました。

あの時の自分に伝えるなら

今、当時の自分に声をかけるなら、こう伝えたいです。

ピンチから逃げず、チャンスだと思って小さな一歩だけ動いてみよう。

完璧な準備をする必要はない。

正しい進め方が分からなくてもいい。

まず動いてみれば、

「何が分かっていて、何が分かっていないのか」

が少しずつ見えてきます。

今回うまく説明できなかったこと自体は失敗でした。

ただ、この失敗がなければ、自分が「分からないこと」に対してどんな行動を取っているのか、ここまで考えなかったかもしれません。

そう考えると、失敗も次の行動を変える材料になります。

まとめ:「分からない」は、止まる理由ではなく動く理由

今回の経験から、今後は重要だけれど手をつけられていない仕事があったら、

「何をすればいいか分からないから止まっていないか?」

と自分に問いかけることにします。

もしそうなら、正解を考え続けるのではなく、

「今できる一番小さな行動は何か?」

を決める。

5分でもいい。

資料を開くだけでもいい。

分からないことを一つ書くだけでもいい。

行動すれば情報が増えます。

情報が増えれば、次の行動を決めやすくなります。

分からないときほど、小さく動く。

今回の失敗から得たこの学びを、次の仕事に生かしていきたいと思います。

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